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バイクでサーキット走行「初心者・入門編」〜サーキット走行のために必要なもの〜2023.02.07

 

ツーリングや街乗りでオートバイを楽しんでいる方の中には「自分のバイクの性能をもっと発揮したい」「安全に速く走らせたい」等の理由で、サーキット走行に興味がある方もおられると思いますが、

「どうすればサーキットを走れるの?」

「何から準備すればいいのかな?」

など、いざとなると分からないことがいっぱい…。あれこれ考えて二の足を踏んでしまっている方も多いと思いますので

〈走行までの手順〉〈車両の準備〉〈最低限必要な装備〉

をご紹介します。

 

〈走行までの手順〉どうすれば走れる?

サーキットを走行するには「走行会ライディングスクールに参加する」「フリー走行日に練習をする」という手段が一般的です。サーキットはいつでも自由に走れるのでなはく、それぞれの施設ごとに細かくスケジュールが組まれていますので、まずは走行できる場所と時間を調べてみてください。

「走行会」「ライディングスクール」に参加する場合は、イベントの主催者に問い合わせ、それぞれのルールに従って申し込みをする事になりますので割愛しますが、後述の〈最低限必要な装備〉については是非読んでみて下さい!

「フリー走行」にチャレンジする場合は、サーキットのホームページに掲載されているコースカレンダーでスケジュールをチェックし、走行するために必要な手続きを必ず確認してください!

サーキットによってはライセンス(運転免許証ではなく、サーキットが発行するライセンス)や予約が必要な場合があります。(ライセンスと言っても難しい物ではなく、氏名や連絡先の登録や座学を受ける程度ですので、あまり構える必要はないと思います。)

ライセンスも予約も不要なコースもありますので、サーキットのホームページなどで確認してみて下さい。関東近郊ですと、

桶川スポーツランド

イワイサーキット

富士宮白糸スピードランド

はライセンス・予約ともに不要なので、入り口としては気軽に走行できると思います。

もちろん「気軽に」と言っても、サーキットにおけるルールは自身と他車の安全のために大切なことですので厳守してください。

 

〈車両の準備〉安全に走るために

前置きが長くなりましたが、いよいよ実際に走行をするための準備のお話です。

サーキットでは公道での走行に比べてバイクにも高負荷が掛かりますので、いつものままの乗りっぱなしの状態では危険です。

【オイル類・ブレーキ・タイヤ】

少なくともエンジンオイル、ブレーキフルードは交換ブレーキパッドタイヤは残量が充分であるか点検をして、オイルや冷却水のドレンボルトが適正なトルクで締められているかもチェックしましょう。

ドレンボルトについては、ワイヤリングをしてあると更に安全です。

ワイヤリングに関する記事はこちらから。

タイヤの空気圧は必ずチェックしましょう!二人乗りや高速道路での連続走行を想定したメーカー指定の空気圧は高めに設定されている事が多い為、1割程度落としたほうが良い場合が多いです。

初めての場合は、まず指定空気圧で走り、徐々に落としていってフィーリングの良い空気圧を探るのがよいと思います。(走行が終わって帰る際には、必ず指定空気圧に戻しましょう!)

また、慣熟走行上の注意ですが、タイヤはスラローム走行をしてもなかなか温まらず、加減速を繰り返すことで温まります。コースイン後の数周はレコードラインを外し、できるだけ車体を立てた状態で加減速を意識して走りましょう。

 

【燃料】

ガソリンは、満タンだと転倒した際に給油口から漏れる危険性があるので、多くても8割程度。ただし、ショートサーキットには給油施設がない場合がほとんどなので、1日走り切れる分は給油していきましょう。

初めから多くの装備を揃えるのは大変ですが、エンジンブローした際にコースにオイルをまき散らさないようにするため、オイル受けの有るアンダーカウルを装着しておくと安心です。

 

〈ライダーの装備〉安全のために最低限必要なもの

続いて、ライダーが身に着ける装備と持ち物についてです。

【レーシングスーツ・グローブ・ブーツ】

走行会やライディングスクールによっては、長そで長ズボンでの走行が可能な場合もありますが、基本的には革製のレーシングスーツが必要です。

 

そして革製のグローブブーツ(できればレーシングタイプの物)。

手前味噌ですが…グローブ選びの参考に、こちらの記事も是非ご覧ください。

☞大人気カンガルーレーシンググローブはこちら

【プロテクター・ヘルメット】

脊髄を守るバックプロテクターフルフェイスヘルメット。ここまでは最低限必要です。

さらに用意するといいのがヘルメットリムーバーチェストパッド。安い物でも構わないので持っていると安心です。

 

 

【着替え・食料・お金など】

真冬でもサーキットを走行すると汗をかくので、着替えタオルは用意しておくと良いと思います。

食堂等がない施設では食料も必要。自販機は大抵設置されていますが、夏場などは2リットル以上飲む場合もあるので、飲み物も持参した方が良いです。(スポーツドリンクは大量に飲むと甘すぎるので、個人的には麦茶がオススメです。)暑い時期は、熱中症予防のために塩飴や塩タブレットを用意することも大切です。

そして、走行料健康保険証予備のお金。保険証やお金は、残念ながら転倒して怪我をしてしまった場合やバイクを破損した際に必要になります。

【最低限の工具類】

荷物はなるべく少なくしたいところですが、バックミラーやナンバープレートを外すのに必要な工具タイラップ(結束バンド)、タイラップを切る為のニッパー、灯火類のテーピングや走行券を貼る為の養生テープは用意しましょう。

 

 

〈あればベターな装備〉

【エアゲージ】

タイヤの空気圧を計るものです。ぶっちゃけ安いものでも構いません。まず精度の高い物で計り、直後に自分のエアゲージで計ってみることで誤差を把握することができます。(走行によってタイヤが温まったり、外気温が変化することでタイヤの空気圧は変わってしまいますので、直後に同条件でチェックしてください。)

 

【ラダーレール・タイダウンベルト】

自走ではなく車載で行く場合は、バイクを車に載せる為のラダーレールや固定する為のタイダウンベルトが必要です。

更に日よけのテントイスがあると便利。暑い時期はポータブル扇風機もあると幸せです。

車載の際は、くれぐれもバイクのキーをお忘れなく…

〈ガチ勢装備〉

【ラップタイマー】

最近はスマホのアプリもあるので、探してみるのもありです。

【セッティングデータを記録する紙と筆記具】

タイムとセッティングデータ、気温、天気、フィーリングを書き込むと正解を導き易くなります。

【タイヤウォーマー発電機リフトスタンド】

初期投資は高いですが、走行前にタイヤを温められれば怖々走らなくて済みますし、タイヤを無駄に減らすことも防げます。

タイヤウォーマーが無くても待ち時間にバイクを日なたに置くだけでも違います。

〈最後に〉

サーキット走行は峠を攻めるよりも安全で、反復練習により確実に技術を身に付ける事ができ、それは公道走行にも役に立ちます。堅い事を抜きにしても、交通違反の心配なく思いっきり飛ばせるのは気分が良いので、まずは見学に行ってみるといいと思います。

サーキットには親切な人も多いので、迷惑にならない程度に声をかけて仲間を増やすのもありだと思います(^^)

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