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ワイヤリングのやり方とコツ2022.05.09
レースの準備で必要なボルト類のワイヤリング。
オイルやブレーキ周りのボルトの緩みを防止するためにワイヤーで固定するあれです。
公道仕様車でもやってあるとちょっとかっこいいかも!?
レースによってはワイヤリング無しでは出走できなかったりましますし、他車や自分自身の安全の為にも是非施工して欲しいと思います。
ところがワイヤリングって結構コツが必要で最初は上手くいかない事が多いと思いますので自分なりのコツをお伝えします。
まずワイヤリングに必要な物はステンワイヤーとワイヤーツイスター。
ワイヤーは0.6ミリ程度の物が強度もありつつしなやかなので扱いやすいです。
ワイヤーツイスターはプライヤーなどでも代用できますが作業が楽なのと仕上がりがきれいになるので高いもので無くて構わないので用意した方が良いでしょう。
自分が愛用のワイヤーツイスターは1,000円台で買って30年近く使用してます。

ワイヤリングのやり方ですが、対象のボルトやフィラーキャップに穴を開けそこにワイヤーを通しボルトを締める方向にワイヤーを引っぱりワイヤーを巻き固定する部分にまたワイヤーを巻いて留めます。
その際巻きすぎるとワイヤーを切ってしまいますので程々に巻きます。

ワイヤーがピンと張らないときは引く方向を変えてワイヤーを巻くといいでしょう。この時巻きすぎるとワイヤーが切れて1からやり直しになるので注意が必要です。


次にボルトからワイヤーが脱線してしまう場合ボルトの穴にワイヤーの端2本を最初に入れて、ワイヤーの輪っかに通すと脱線しなくなります。
文章だと難しいので画像で↓


最後にワイヤーの切れ端は怪我をしない様に丸めて処理します。

結構これが苦手な方も多いと思いますが、こちらもちょっとしたコツでやり易くなります。
そのコツはワイヤーをケチらず長めに使う事。

長い状態までワイヤーを巻き、その状態でワイヤーを曲げれば楽に曲げられます。

あとは余分な部分をカットすれば完成です。
ワイヤーツイスターにもニッパーは付いてますが、挟むところの内側で作業性が悪いのでワイヤーを切るのは普通のニッパーを使う方が楽です。
以上ワイヤリングのコツを自分なりにお伝えしました。
あくまで個人の方法なので、もっといい方法あればコメント欄に記載して情報を共有しましょう!
今後も思いついたらちょっとしたコツもお伝えできればとい思います。
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