新シリーズ! 市販バイクでサーキット走行!!①車両準備編2023.11.27
サーキット走行に興味があるけど、何を準備すればよいのか、どうすればいいのか、分からない事がいっぱいですよね??
・・・ということで!
ノーマルGSX-R125でサーキットでの練習走行からレースに参戦するまでをシリーズで追っていきたいと思います。

スズキGSX-R125
⇨こちらの記事もご覧ください!【バイクでサーキット走行「初心者・入門編」〜サーキット走行のために必要なもの〜】
第1回〜車両準備編〜
(1)保安部品の取り外し・テーピング
転倒時に破損の可能性がある部品を取り外したり、取り外せないものについては養生テープでテーピングをします。
用意したGSX-R125はナンバー付きフルノーマル車両ですので、保安部品(ミラー、灯火類、ナンバー)を外します。
今回は車に積んでいくのでウィンカーとリアフェンダーを撤去。ヘッドライトとテールランプはテーピング処理しました。
自走の場合は、ミラー、ナンバープレートは現地で外し、他の灯火類はテーピング処理します。
意外と忘れがちなのがナンバー灯。ここもテーピングしておきましょう。
自走の場合、保安部品を外すための工具とテーピング用のテープ(養生テープが剥がしやすくてオススメ)を持参します。
(2)エンジンオイルとオイルフィルター交換
エンジンオイルとオイルフィルターを交換。
できればドレンボルトとフィラーキャップにワイヤリングをします。
今回、ワイヤリング用の穴が開いたドレンボルトに交換。近くのリブに穴を開けてドレンボルトのワイヤリングをしました。
⇨ワイヤリングの記事はこちら
キタコ アルミドレンボルト
キジマ ワイヤーロックドレンボルト
(3)ブレーキパッド、フルード等のチェック
ブレーキパッドは残量が半分以下の場合、いつ交換したか覚えていないような場合は交換。
フルードの量もチェック。少なければ足しましょう。
汚れや濁りが見られれば交換。1年以上交換していない場合も交換しましょう。
(4)冷却水のチェック(水冷の場合)
ラジエーター液は1年以上交換していなければ、交換。
標準で入っているLLC(ロングライフクーラント)は転倒時や噴出した場合に滑りやすく他車に迷惑をかけるので、できればレース用クーラントか水に入れ替えます。
大抵のレースではレース用のクーラントか水への入れ替えがレギュレーションで明記されています。
ただし、LLCと違って凍ってしまうので冬場は注意が必要です。
水でも良いですが、錆びてしまうのでレース用クーラントがオススメです。

ワコーズ ラジエーターヒートブロック

ケミテック グランプリクーラント
(5)ドライブチェーンのメンテナンス
規定より伸びてしまっている場合は交換します。
サーキット走行時は普段より高負荷が掛かるので、たまにチェーンを切ってしまう人がいます。
最低限、清掃と給油を行い状態を確認しましょう。
シール切れやひどい錆などが見つかったら新しいものに交換しましょう。
今回は走行2000キロ程度の車両なので清掃と給油のみ。
(6)タイヤのチェック
スリップサインが出るほど摩耗が進んだものは、ためらわずに交換。
ひび割れや硬化しているのもNGです。
レース参戦まで視野に入れているなら、本番で使うタイヤを練習の時から使用することでフィーリングに戸惑わずに済みます。
今回はGSX-R125で定番のフロント=BT-39SS(ブリヂストン)、リア=ディアブロスーパーコルサSC(ピレリ)を中古でゲット。
(7)バンク対策
公道を走る際には過度に車体を傾けることは通常ありませんが、サーキットはバンクしてなんぼ!?の世界(笑)
実際にコースを走って擦る部分を確認してからでもいいですが、フレームなどを擦ると転倒に繋がるので事前にネット記事などで調べておくと良いです。
GSX-R125はステップとマフラーが擦り易いとの事なので、ステップはアップブラケットでポジションを高くし、マフラーは社外品に交換して対策します。
マフラーは走るサーキットによって音量規制があるので、それに合致したものを選びましょう。
ちなみに桶川スポーツランドは走行時音量99dbとなっています。
政府認証マフラーであれば安心ですが、パワーが出ないのでバッフル等で調整できるタイプが良いと思います。
今回はスズキと言えば!でヨシムラをチョイス。
まずはこの仕様でサーキットに行ってきます!!
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