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【グローブ開発者直伝】転倒から手を守るバイク用グローブの選び方|安全性と操作性のポイント解説2025.07.07




皆さんがバイク用グローブを選ぶ際、ポイントとなるのは何でしょうか?

・デザインや色(カッコよさ、他の装備とのマッチング)

・メーカーやブランド(評判の良いもの、憧れのライダーが使っている等)

・着け心地や使いやすさ(サイズ感、操作性の良さ、疲れにくさ等)

・価格(リーズナブルで、必要に応じて買い替えられる価格であること)

・安全性(転倒時に怪我を防げるか)

・耐久性(壊れにくさだけでなく、長持ちすることも大事!) 


マーキュリープロダクツはグローブメーカーなので、
もちろん自社のものを一番の「おすすめのグローブ」であると思っています。

しかし、人の手の形や大きさは実に様々。
サイズ感には非常にこだわりを持って設計していますが、どうしても合わない方もおられるでしょう。
装着感の好みも人それぞれですから、「ちょっと違うなあ…」という方がいても仕方ないと思っています。

そこで、自社製品の宣伝はそこそこに、グローブを選ぶ際のポイントをお伝えしようと思います。


特に重視すべきは「安全性」

選び方は色々あると思いますが、まず優先されるのは安全性!

日常生活で特に不便な手の怪我…できることなら避けたいですよね!
安全性の高いグローブを着けていれば、転倒してしまった時に怪我をゼロにはできなくても、
ダメージを軽減することができます。

特にこだわって選んでみてください。




グローブの安全性について

あまり考えたくないことではありますが、バイクに乗る以上、転倒のリスクを頭に置いておかなければなりません。

グローブは転倒時に路面と接触する可能性が高く、
グローブそのものが壊れにくい素材であることに加え、
路面からの衝撃をかわして身体の他の部分も怪我から守ってくれるものであることが重要です。  

       


グローブの素材について

壊れにくい素材とはどんなものでしょうか?

バイク用品として作られているものは、ジャケットやパンツだけでなくバッグやその他の小物類も、
ファッションアイテムと比べ強度の高い(擦り切れにくい、破れにくいなど)素材で作られていることが多いです。

グローブに関しても同様で、「素手でなければ良い」というわけではなく、
バイク用グローブに適した素材を使い、転倒時に怪我を防ぐための安全性を考えて作られています。

ブレーキやクラッチ、スイッチ類の操作など細かい動きが求められるため、
壊れにくさやプロテクションだけでなく手の動きを妨げないこと=動きやすさも大切です。


グローブは天然皮革製のものがおすすめ

布や合成皮革の中には従来品に比べ摩擦や引き裂きに強い先進素材が存在し、バイク用品に採用されているものもありますが、
グローブの素材としては天然皮革が適していると考えています。

天然皮革は強度としなやかさをあわせ持っているだけでなく、使うほどに手に馴染んでフィット感が増していきます。
グローブやレザースーツに天然皮革が使用されているのはそのためです。
破れや摩耗に強く、熱にも強く、耐久性が高いということも重要なポイントです。


怪我を防ぐための「スライダー」

スライダーとは、グローブやレザースーツ、レーシングブーツなどに装備された樹脂や金属製のパーツです。

その役割は、読んで字のごとく「滑らせる」こと。

グローブの素材を問わず、転倒して手をついた際の路面との引っ掛かりにより、
骨折や脱臼などの怪我をしてしまうことがあります。
スライダーが路面からの衝撃を滑ってかわすことで、局所的に加わる圧力を分散させて、
身体が受けるダメージを低減します。


⬇︎転倒歴のあるグローブ
スライダーは大きく削れていますが、ステッチのほつれや革の破れは見られません。

⬇︎マーキュリープロダクツが採用しているイギリスKNOX社のスライダー

画像はKNOX公式サイトより引用

マーキュリープロダクツでは全てのレーシンググローブにこのKNOX製スライダーを採用しています。
実はこのパーツ、他社製品では上位モデルにのみ採用されている贅沢品(笑)なんですよ!


「操作性」と「着け心地」が良いものを

安全性が高いものを選ぶことはもちろんですが、操作のしやすさや着け心地、サイズ感も大切です。
動きやすく着け心地の良いグローブを選ぶことでライディングに集中でき、
操作ミスやロスが減って技術の向上やタイムアップにつながります。

操作性が良く、疲れにくいもの
プロテクションの高さと動きやすさは両立しにくいもので、
安全性のために取り付けられたパーツが指や手首の動きを損ねてしまうことも少なくありません。

安全装備全般に言えることですが、トップグレードのものが全ての人にとって最適とは限りません。
競技種目、走行するコース、バイクの車種や排気量によって、使いやすいもの、選ぶものは変わってきます。

マーキュリープロダクツのレーシンググローブは、開発者(社長です)自らの転倒や怪我の経験から、
怪我を防ぐために不可欠な装備と操作性を良くするための設計にこだわり、
過剰な装備を廃してプロテクションと動きやすさの両立を実現しています。
ミニバイク、スクーター、スーパーモトだけでなくST600/1000といったカテゴリーでも
多くの選手にご使用いただいていますが、創業当時から現在までグローブに起因する怪我の報告は受けていません。
操作性や手の疲れ等でお悩みの方、一度着けてみてください。


「着け心地」と「サイズ感」
手は身体の他の部分と比べても感覚が繊細でサイズの個人差も大きい部分です。
”有名メーカーのもの”や”評判が良いもの”が自分にとって使いやすいとは限りません。

グローブを選ぶ際は、

実際に着けてみて、装着感が良いか

手を動かしてみて、違和感や締め付け感を感じないか

をチェックしてください。

グローブの着け心地を大きく左右するのが「サイズ感」です。
マーキュリープロダクツのグローブは「100人以上の日本人のバイク乗り」の手の形と大きさを調査して作った
門外不出(!!)のオリジナル手型をもとに設計しています。

「ピッタリのグローブに出会ったことがない」「幅で選ぶと指が長すぎる…」という方は、
ぜひお試しください!



マーキュリープロダクツのレーシンググローブは、レースや走行会での「試着走行」が可能です。
試着はもちろん無料です。仮に転倒して壊してしまってもご請求はありませんのでご安心ください。
ご自分の車両でコースを思い切り走って、使い心地を確かめてみてください!

↓↓レース・走行会の出店情報はこちら↓↓

https://mercuryproducts.tokyo/news/




サーキット走行からツーリング・普段使いまで是非試してほしい新作グローブ!!

MPG-011 カンガルーレーシンググローブSP
<特徴>

・100人超のライダーの手を採寸したデータに基づいてフィット感を追求!
・手のひらにカンガルー革を使用し、指脇の牛革にパンチメッシュ加工を施し究極の操作性フィット感を実現!
・薬指小指のジョイントで骨折から守る安全性
・ドロガーやラップタイマーの操作に便利なタッチパネル対応の導電糸を小指先端に採用



他にもライダーの望みを叶える機能性を実現しています。

ページ下部のリンクからオンラインでご購入も可能です!!



⬇︎商品の詳しい機能性についてはこちらに記載しております⬇︎

レーシンググローブの概念を覆す操作性とフィット感の良さで、もちろん安全性にもこだわってます。
普段使いにも喜んでいただいております!

弊社グローブをお試しいただきたい場合は、HP内 購入可能店舗をご確認ください。
また、筑波サーキット、茂原ツインサーキット等のレース・走行会に出店の際は全サイズ試着できます
是非試着してフィット感の良さを体感して下さい!



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